19 February, 2009

海の気配

このまえ
父とこんな話をした。
「輪廻転生はあると思う?」
深刻にでもなく
でもおちゃらけにでもなく
ふとそんな話題に。

父の意見は割愛するとして
わたしはないと思う、と答えた。
あの世とこの世を行きかう魂は
わたしの信仰の範囲ではないのだ。

肉体はコップみたいなもので
地球から魂を掬い上げてるだけで
死んだらまたガーって海に戻って
いっしょくたになるんじゃないか
って言ってるひとがいて
それに対しては
うん、そうかも、と思う。

じゃあ自分が自分として
自分らしく生きてる意味はあるのか?
おなじとこから来て、おなじとこに戻るのに?
とか、ちょっと考えちゃうけど、
考えちゃうと暗くもやもやしちゃうけど。
あんなに大好きだったのにもう会えない人や動物、
彼らと海で溶け合えるのだと思うと
しんみりうれしい。
煩悩抜きで彼らと再会して混ざり合って
いつか一緒にちょっとずつ掬い上げられて。

すぐそこにありそうで
そう考えることは
ひとを臆病な気持ちにさせるけど
でもやっぱり
なんだかんだ言って遠いので
また日常にもどる。

しかし
なかなか消えない海の気配。
しばらくこんな感じ。











3 comments:

Anonymous said...

例えば「あり」だとして。
自分が生まれ変わったらその新しい中では生まれ変わりだと認識できて。
でも生きてる自分はそれを知らない。
自分のどこかで知ってるカタマリがあるけど
自分では分からない。
そういうのだったら「あり」かとも思うけど
結局自分は知らないのだから
ありでもなしでもどっちでもいいよ
と思ってしまう。

いつかこんな話しもしたような。

sumire said...

人類の
真相究明力。
生きる・死ぬの概念を勝手に打ち出し
あげくの果てに
悲哀と恐怖の感情を
死と結びつけたのでした。

というわけで
真実なんて高が知れてます。

どっちでもいい。その通り。

Anonymous said...

海には人間の言葉では表してはならない成分があるそうです!
怖いし好き!
何故、あるか。
魂のたまりだったらすこしなっとくするですな!