どこまでが自分で、どこからが空気か
よくわかんなくなる。
すごく疲れてるときとか
一歩一歩の痛みをかんじながら
足の裏以外の皮膚が、どんどん空気に溶け出す。
輪郭がぼやけてる感覚がある。
ガラスにうっかり映った姿は、あくまで
仮の姿なので、わたしにはよそよそしい。
なんとか自分をつなぎ止めておかなきゃ
って思うんだけど、ばらまいた欠片を
拾うには疲れすぎている、
だから、こぼれていく一方。
毛穴から外界の何かが入ってきて
自分と静かにいれかわって
かつて自分だったものは空気にまざって
外側から、いまにも崩壊しそうな
元自分の輪郭をささえる。
そのほうが守りやすくかんじる。
内側にこもるよりも。
そんなことをぼんやり考えながらの
夏の夜の雨はいいものです。
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